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◆2006年6月14日 のアーカイブ

臨時株主総会に行ってきました

2006年6月14日水曜日

今日は、“ライブドア事件”後はじめてとなる、株式会社ライブドアの臨時株主総会がありました。

同社の上場廃止後株式を持ちつづけている僕と相方は、“もの言わぬ株主”として、議決権を行使するために、幕張メッセ臨時株主総会会場へと向かいました。

幕張メッセのある海浜幕張駅へはJR京葉線で向かったのですが、同線には“東京ディズニーランド”を擁する舞浜駅が途中にあるため、平日にもかかわらず、車内は相当混雑していました。
僕の乗っていた車両には、中国人と思われる家族連れの観光客多数乗っておりました。

観光客の皆様は、舞浜駅ドッと降りてしまったのですが、車窓から見えたシンデレラ城の横に、2本もクレーンが立っていて、夢の世界な感じが台無しでした(^^;;;

舞浜駅からさらに電車に揺られること10数分、ようやく目的地の海浜幕張駅に到着。

会場である幕張メッセ 国際展示場へ向かう途中、上空では報道機関のものと思われるヘリコプターバタバタとホバリングしていたので、下から撮ってみましたよ。

鼻くそ大に写っているのがヘリで~す(^^;;;

会場に入る際に、どこかのテレビ局インタビューを受けたのですが、先に会場に向かっていた相方の話では、その様子を遠巻きに撮っていたカメラマンの横にいた男性が、

アレじゃあ若すぎるなぁ

などと言っていたそうです。
なんて失礼な
僕はホントはもういい歳ですよ~(^^;;;

そんなこんなで会場入りすると、受付で“お~い お茶”をもらいました(^^)

家に帰ってから美味しくいただきました~(^^)

会場内は、平日開催だったことも響いたのか、1万7千席用意されていたというパイプイスのうち、会場の後ろ半分ガラガラの状態でした。

そして、僕らが席に着くと、間もなく臨時株主総会開始されました。

柵の前半分はほぼ満席でしたが、後ろは本当にまばらな状態でした。

まずは議長である山崎徳之代表取締役が、“ライブドア事件”と呼ばれる証券取引法違反事件概要説明と陳謝を行い、続いて、平松庚三執行役員社長からライブドアの現状の取り組み今後の戦略が説明され、その後株主からの質疑応答が行われました。

質疑応答では、株主から厳しい質問が飛び交う中、

「ライブドアって何やってる会社かよく分かんないんだけど、今日現在では赤字なの?黒字なの?」

なんてトホホなオヂサンやら、

メルシャンの株売ってライブドアの株を買ったのに、(お金が)帰ってこないんです!」

と、ご自身の悲しい身の上とつとつと語るおばあちゃんやら、様々な人間模様が垣間見えました。

さて、ここまでは、現状GyaOアーカイブ放送を視聴出来る範囲での話です。

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【6/15 追記】
現在GyaOでは、採決から怒号の中での新取締役紹介、そして退場までの様子を視聴できます。
しかし、この後行われた“延長戦”の様子はまだ視聴できません。
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この質疑応答の際、質問者の数がかなり多かったために時間が押していたらしく、質問者を何名か残した状態で議長の山崎氏から、

採決に移らせていただきたいのですがご承認いただけますでしょうか

と提案があり、ここで拍手が起こってしまったため、残りの質問者を結果的に切り捨てて採決に入ってしまいました。

その上、採決の方法が“過半数の拍手”による判断というとてもあいまいな方法であったために、株主総会終了後に「採決は無効だ!」と怒号が飛び交い、新取締役として選任されたばかりの平松氏清水氏落合氏再度壇上に戻り、残った株主による質疑応答の“延長戦”が行われました。

この時に、何を勘違いしちゃったのか、

ほーりーえ!ほーりーえ!
USENに乗っ取られちゃうんだよ?あんたら分かってんの?(株主席に向かって)」
金か~えせ!金か~えせ!

などと、真面目な株主の怒号便乗してイスの上で騒ぐ若いバ株主もおりましたが、落合新取締役冷静な対応によりひとまず落ち着き、質問者に再度マイクが設置してある場所に集まってもらうことになりました。

ちなみに、アレだけ騒ぎまくっていた若いバ株主は、結局質問に立ちませんでしたよ(^^;;;

マイクを通して堂々と質問せずただ大声で騒ぐだけの奴は本当にタチが悪いと思いますね。
言いたいことがあるならマイクを通して発言すればいいし、言えないのなら黙っていればいい。

ただバカ騒ぎして“オレってカッコイイでしょ?”みたいな寒いオーラを出しまくってるような奴は溶けて無くなってください(^^;;;

さて、“延長戦”では、

『社員をサクラとして紛れ込ませて、拍手させて質疑応答を打ち切ったんじゃないか?』
『実際に過半数の拍手があったかなんて証明できたのか?』
『私みたいな老人から騙してお金を巻き上げて恥を知りなさい!』
『なぜ電柱不法占拠や独禁法違反等で悪いイメージがあるUSENを業務提携のパートナーとして選んだのか?』

等、株主総会での質疑応答よりもさらに厳しい質問・意見が出ていて、その度に新経営陣の皆さんは頭を下げ、また、将来のビジョン力強く語り、株主の理解を求めておりました。

ちなみに、“過半数の拍手”についての質問には、すでに郵送・インターネットによる議決権の行使での賛成票70%に達していたとの応答がなされていました。

この“延長戦”の質問に立った株主の中には、株価暴落で大損害を被りながらも、ライブドアの再生を信じ厳しい意見のあとにも「頑張って」と熱いエールを送る姿もあり、都合5時間臨時株主総会(+延長戦)は幕を閉じたのでした。

会場を出ると、某Fじテレビのインタビュアーにインタビューを求められました。
以下はその概要です。

Fじ 「会場内にはどれくらいの方が残られているのですか?」
僕 「出席者の1/3くらいは残ってました」
Fじ 「あなたはなぜ残ったのですか?」
僕 「株主として株主総会として出席した以上、最後まで経営陣の話は聞いておきたいと思いました」
Fじ 「あなたはどのように思われましたか?」
僕 「新経営陣の新たな決意を聞くことも出来ましたので、新生ライブドアへの期待を持ちたいと思いました」

こんな感じの受け答えだったのですが、どうもテレビ的に面白くない答えだったらしく、僕が話している間にも、インタビュアーは既に別の人をキョロキョロと探しておりましたよ(^^;;;

そして予想通り、『ニュースJA○AN』で僕のインタビューは使 わ れ て ま せ ん で し た~(TT)