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新 歪んだ愛の形[前編] [Page 6/7]
6 : そして屋上で
気が付いた時、正太は保健室のベッドに寝かされていた。側には白衣を着た女性、養護教諭の花岡がいる。
「田辺君、大丈夫?あなた貧血で倒れてずって気を失ってたのよ。もうしばらく安静に寝てた方がいいわ。」
花岡は優しく言った。正太は、彼女にわからないようにベッドの中でこっそりと腿の辺りを触ってみた。倒れた時に砂にまみれたおかげで、スペルマはすっかり判らなくなっていた。
《よかった…》
正太は心の中で安堵のため息をついた。心がほんの少し軽くなった。
「花岡先生、今何時ですか?」
「今?ええと…12時45分だから昼休みの真ん中あたりね」
正太の心が再び締め付けられた。
「僕…行かなきゃ…」
「えっ?どこへ?」
「ごめんなさい。行かなきゃいけない所があるんです」
正太はベッドから飛び降り、体操着のままで保健室をあとにした。
《あいつに…またいじめられる。でも…》
正太の鼓動は早くなっていた。正太は階段を一段とばしで駆け上がり、屋上にたどり着いた。
屋上は本来立入禁止なのだが、出入り口の鍵が壊れているために悪ガキ達が時々ここで遊んでいるのだ。しかし、今は竜太が一人で待っている。
「よう、遅かったな。すっぽかされたかと思ったぜ」
「ごめんね…ずっと保健室で寝てたから…」
「言い訳は無用だ。お仕置してやる」
竜太は正太の短パンに手を入れ、ニヤッとした。
「もうピンピンじゃねえか。お前マゾなんじゃねえの?」
正太は耳まで真赤になった。竜太は正太の短パンを膝まで下ろし、そそりたつものを強くしごき始めた。
「ああっ…いいっ…気持ち…いいよぉ…」
正太はもう抵抗しなかった。今の竜太の一言で彼は抵抗することの無意味さを悟ったのだ。
「あうっ!イッちゃうっ!」
その叫びに竜太は手を離した。正太のものはむなしく空中で揺れた。
「なんでやめちゃうのぉ?」
「もっと遊びたいからだよ」
と言うと、竜太は正太の背中を突き飛ばした。正太はバランスを崩して目の前の柵にしがみついた。そこで竜太は半ズボンのポケットから何かを取り出し、無防備になった正太の尻にそれを思いっ切り差し込んだ。
「やあっ!何?何を入れたの?」
「へへっ、給食のフランクフルト」
正太のアヌスには10センチくらいのフランクフルトが半分くらい挿入されていて、竜太がその先端を指で弾いていた。
「だめぇ…あうっ…汚いよぉ…やめてぇ…」
正太の息遣いはかなり荒くなっている。
「お願い…抜いてぇ…あんっ…」
竜太はますますいじめたくなった。彼はフランクフルトの端をつかむと、それを一気に正太の尻に突っ込んだ。
「イヤッ!あああっ!」
正太がアヌスを強く締め付けたために、フランクフルトは途中でちぎれてしまった。しかし、それでもなお竜太は指で奥深くまで押し込んだ。正太は下腹に鈍い重みを感じた。
「ひどいよ…ひどいよ…」
ついに正太は泣き出してしまった。竜太は、はっとして慌てて指を抜いた。
「わりぃ、ごめん、俺さぁ興奮しててつい…ごめんな」
正太には、必死に弁解する竜太の姿がとても意外だった。
「ねえ竜太ぁ、お尻に入ったフランクフルトどうしよう」
正太は泣きながら言った。
「ウ…ウンコする時みたいに気張れば出てくるんじゃないか?」
竜太の顔は本当に心配そうだ。
正太は言われた通りに気張ってみた。すると、彼のアヌスから油と汚物にまみれたフランクフルトの半分が飛び出して、竜太の足元に転がった。
それを見た竜太の顔に安堵が戻った。
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